ブックタイトル夢ぷらざ vol55
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夢ぷらざ vol55
国地方に古くから伝わる「はやし田」は、お囃子や田植歌に合わせて大勢で田植えをする民俗行事。豊作を祈って「田の神」を祭る稲作儀礼であり、きつい田植え作業を早く楽しく行うという娯楽の要素も備えた行事でした。豪華な花鞍をつけた「飾り牛」や、着飾った早乙女たちの様子が華やかなことから、地域によっては「花田植」と呼ぶように。とりわけ、盛大な花田植で昔から有名なのが北広島町の壬生地区。「壬生の花田植」として2011年にユネスコ無形文化遺産にも登録され、年々観衆が増えています。当日は飾り牛などの行列が商店街を練り歩き、正午から特設会場で子ども田楽や「本地の花笠踊り」などの伝統芸能を披露。14時から花田植が公開されます。飾り牛が代掻きを行った後、「サンバイ」の指揮に従い、囃し方が太鼓や横笛を威勢よく鳴らします。そのお囃子に合わせ、早乙女たちが田植歌を歌いながら一斉に苗を挿していきます。国内最大規模の総勢100名以上で繰り広げられる壮観で華麗な田園絵巻です。壬生の花田植(北広島町)中MIBUNOHANATAUE【vol.12】6/2(日)開催?0826-72-6908(北広島町観光協会)はやしはなぐらはなたうえみぶしろかはや12